「気候変動の観測・予測・影響評価に関する統合レポート2018~日本の気候変動とその影響~」が公表されました

 2018年2月16日、環境省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、気象庁は、日本を対象とした気候変動の観測・予測・影響評価に関する知見を取りまとめたレポート「気候変動の観測・予測・影響評価に関する統合レポート2018~日本の気候変動とその影響~」を公表しました。

 環境省のホームページには、次のように紹介されています。
 (https://www.env.go.jp/press/105129.html
※別ウィンドウかタブで開きます

 「本レポートは、さまざまな自然システムが気候変動による影響を受けつつある中で、国や地方の行政機関、国民が気候変動への対策を考える際に役立つ最新の科学的知見を提供することを目的として、主に日本を対象とした気候変動の観測・予測及び影響評価分野の最新の知見を統合・要約し、取りまとめたものです。

 今回のレポートでは、観測結果に基づく気候変動の現状と将来の予測結果について、前回の統合レポート(平成25年3月)公表後に得られた最新の知見を盛り込むとともに、気候変動により現在生じている影響及び将来予測される影響についての記述を大幅に拡充し、特に気候変動への適応策を考える際に役立つ資料としています。

 また、気候変動に関してよく抱かれる疑問について、コラムを活用してわかりやすく解説したほか、レポートの概要をまとめたパンフレットもあわせて公表しました。

 レポート作成にあたっては、肱岡靖明 国立研究開発法人国立環境研究所 社会環境システム研究センター地域環境影響評価研究室 室長を委員長とする専門家委員会(添付資料参照)を設置し、レポートの構成等の検討や査読等を実施しました。また、その他多数の気候変動に関する専門家にもご協力いただきました。

ホームページには、
 (1)レポートの本文
 (2)レポートの内容を紹介したパンフレット
が掲載されています。