NPO法人福島環境カウンセラー協会、平成29年度通常総会を開催

 福島県内の環境カウンセラーで組織するNPO法人福島環境カウンセラー協会(片平大造会長)は5月20日(土)、郡山市青少年会館で平成29年度通常総会を開催した。
 午前中に開催した第一部では、福島大学大学院共生システム理工学研究科准教授の後藤忍さんを講師に、「福島第一原発事故後のリスク・コミュニケーションの教訓」と題し講演会を開催した。
 環境カウンセラーとしてカウンセリング(助言)する際の技法であるリスク・コミュニケーションの基本を学んだ。

 昼食後、第二部の通常総会を開催した。
 冒頭あいさつに立った片平会長は、「パリ協定も昨年11月に発効した。環境問題は、ますます重要な課題になってきた。昨年度、協会に若に人の入会もあった。また、今回オブザーバー参加している福島県地球温暖化防止活動推進センターを運営しているうつくしまNPOネットワークとも連携して活動していきたい」と述べた。
続いて、NPO法人うつくしまNPOネットワークが来賓として、「NPO法人福島環境カウンセラー協会さんは専門家の集まり。皆さんと連携し、福島らしい福島県地球温暖化防止活動推進センターの運営をしていきたい」とあいさつした。
 
 議長に、相楽昌男理事を選び、新山敦司理事兼事務局長が一般報告を行い、続いて5つの議案を審議、平成29年度事業を決定した。「会報」第8号を発行したとの紹介もあった。http://fec.jyoukamachi.com/
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 議長を務めた相楽さんは、福島県地球温暖化防止活動推進センターのコーディネーターでもある。新山さんは、うつくしま地球温暖化防止活動推進員である。

環境カウンセラーの制度については、環境省のホームページに詳しい案内が掲載されている。
https://edu.env.go.jp/counsel/
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